スマホを片手に持ち
24時間
Wifiと充電器さえあれば
人と言葉を交わせることが
できる
そのような時代で
なんでもすぐに手に入る状況や
なんでもすぐに分かる情報が
【想い】
を弱くしたかもしれないし
余計に不安にさせたかもしれません
けれどもわたしは
誰かを感じ
誰かを想い
誰かに気持ちを寄り添わせる
誰かに気持ちを贈る
そんな目には見えない
熱いエネルギーの方が
好きだ
一般社会では喋らざるを得ず
口にだして会話するしか術がありませんが
やっぱりわたしは想うことの方が
好きです
隣にいて
何も話さなくても
静かな分だけに
熱さを蓄えたテレパシー通信が
美しくて好きです
セクシャルで
美しいものが大好きです
わたしは36歳で
違和感なくクラシックを愛する
女になった
声のない
音楽を愛するようになって
しまったのである
言葉は必要であるけれど
本当は
言葉なんて必要がない
わたしには…
Tiara 陽子
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